セクハラ疑惑の維新府議『報道を全否定する記憶も証拠もない』辞職や離党はしない考え(2023年5月23日)
後輩女性議員へのパワハラやセクハラで、大阪維新の会の府議団代表が辞任しました。
大阪維新の会で大阪府議団代表を務めていた笹川理府議(41)は、8年前、同じ維新の宮脇希大阪市議に対して「ふざけんなや」などのメッセージを送るパワハラやストーカー行為があったとして、先週、党から厳重注意処分を受けました。
その際、笹川府議は代表を続ける意向を示していましたが、一転して5月22日付けで代表の辞任届を提出し、受理されました。
さらに、一部報道で笹川府議が宮脇市議に対して性的関係を要求していたという新たなセクハラ疑惑が…。これついて5月23日午後に会見を開いた笹川府議は次のように話しました。
(大阪府 笹川理府議)
「一連の流れの出ている記事に関して、僕自身は今、記憶と記録がないです。ただ、それを全否定する記憶も証拠もないというのが今の僕の…そういうことです。(Q家庭がありながら宮脇市議に好意を持っていた?)うーん…あの文面をもし僕が客観的に見るとすれば、ちょっと下心が見えるなというふうに思います」
一方、セクハラ被害を受けたという宮脇市議は「報道は事実」だと認めています。
(大阪市 宮脇希市議)
「8年前の認識としましては正直うれしいものではありませんし、議員として活動していく上で非常にやりづらいものであったので、一般的な女性の方が感じる認識と同じかと思います」
笹川府議は議員辞職も離党もしない考えで、府議団では5月29日に代表選挙を行い新代表を決める方針です。
▼MBS NEWS HP
▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
#MBSニュース #毎日放送 #大阪維新の会 #府議団代表 #辞任 #パワハラ #セクハラ #会見